コラム
Column失った歯を入れ歯で補うことのメリット
皆さんこんにちは。
清田の森歯科です。
むし歯や歯周病によって歯を失って、治療を受けずそのままにしている人はいらっしゃいませんか?
歯列内の欠損というのは、放置することで「お口の中にいろいろな悪影響が生じる」ことがあります。
ですから、入れ歯のような装置で補うことはとても大切です。
今回はそんな失った歯を「入れ歯で補うことのメリット」をわかりやすく解説します。
口元の審美性は、歯並びや歯の形によって左右されやすいことから、1本でも歯が喪失していると、見た目が極めて悪くなってしまいます。
そこで、いろいろな症例に適応できる入れ歯を製作し、装着することがすすめられます。
当院ではあれば、歯科技工所と連携して、機能だけではなく「見た目も優れた入れ歯」を作ることができますよ。
歯は、上下の歯がお互い噛み合うことで正常に機能します。
また、歯列全体のかみ合わせも正しい状態に保つことができます。
ですから、失った歯を放置すると、「かみ合わせのバランスが崩れる」だけではなく、「歯並び自体も徐々に悪く」なっていってしまうのです。
入れ歯を装着することで、そうしたトラブルの大半を防止することが可能となります。
実は、奥歯でしっかり噛めることは、「認知症のリスクを低下」させることにも寄与します。
これは厚生労働省の調べによっても明らかになっており、たくさんの歯が残っていてしっかり噛める人よりも、歯が少なくてしっかり噛めない人の方が「1.9倍、認知症になりやすい」といえます。
つまり、失った歯を入れ歯で補うだけでも、認知症のリスク低下に役立てることができるのです。
このように、失った歯を入れ歯などの装置で、見た目や機能をしっかり補ってあげることが大切です。
そうすることで、顎の筋肉や関節の機能も衰えず、いつまでしっかり噛める口腔環境を手に入れることができますよ。